雨のち晴れ≪ふるさと鴨川通信№119≫

2017年05月31日

今年度3回目の帰農者セミナーはあいにくの雨。今回も予定を変更して実施することとなりました。しかし、雨を予想して前日に大根や玉ねぎ、にんじん、グリンピースなどを収穫しておいたので、この野菜を使って料理教室は予定どおり実施です。また、今回は市内の四方木地区地域おこし協力隊の方も参加してくれました。

午前中は、「収穫・播種のポイント伝授」と題し、予定されていた玉ねぎや大根、ニンニクの収穫、落花生やスイートコーン、オクラなどの播種に関するお話と前回実習でできなかったトマトやスイカ、かぼちゃ、ジャンボかぼちゃの植え付け方や管理について講義を行いました。
「玉ねぎの茎が太くて、うまくできなかった原因が分かった」
「生長点が立っているか、水平か、巻いているかなどで栄養状態の判断の仕方、それによってどういう対応をすればよいかが勉強になった」
など、参加者からの感想のとおり、知っていると知らないでは収穫、収量に大きな差が出るポイントを学びました。


休憩をはさんで今度は「作付計画・収穫適期」の講義。圃場の東西南北、風向きや日照条件、土質・排水性を確認したうえで適した作物を選ぶなど年間の作付プランの組み方を学び、さらには連作障害の回避方法や作物の組み合わせの良い悪い例なども紹介。
「自分の不安に思っていた畑の状況などを聞けてとてもよかった」
「ナス科には注意して植え付けるようにしたい」
と、畑で実践されている方には、大変参考になったようです。

講義のあとは落花生の皮むきです。もちろん食べるためではなく、播種のためです。ここでも、良い種と発芽が遅い種、悪い種といった見分け方も説明。選り分けもみんなで行いました。


そして、お昼は実習で育てた野菜を使ってお楽しみの料理教室。メニューは炊き込み豆ごはん、大根サラダ、パスタサラダ、野菜スープ、そして大好評だった大根ステーキと豪華5品目!参加者の皆さんには主に大根サラダづくりとパスタサラダ、大根ステーキの仕上げをやっていただきました。
大好評だった大根ステーキの作り方をご紹介。
皮をむいた大根を3cmくらいの厚さで輪切り→茹でる→フライパンに移し、めんつゆで炒め煮→チーズをかけて少し蒸らして出来上がり。
簡単調理で味付けもめんつゆのみなのに、ほんとにおいしい!おかずにも、おつまみにもぴったりの一品ができました。さすがシェフ。ごちそうさまでした!
 


「料理教室楽しく、おいしかったです。とくに大根ステーキ!」
「料理教室を毎回やってほしい」
「初参加でも、料理教室があったので皆さんと和気あいあいとなり楽しく過ごせました」
「みなさんと食事しながらお話ができて良かったです」
「これくらい簡単なら自分でも作れる」など、みなさん大好評でした。

ちょっと長めのお昼休みのあとは、雨も上がってきたので、圃場に播種する予定だった落花生(おおまさり、千葉半立)とシカクマメのポットへの播種を、公民館の広い軒下スペースで行いました。ここでは、植える深さ、覆土の厚さなどワンポイントアドバイスがありました。昨年は、とれたてを塩ゆでして食べましたが、旨味とコクが凝縮されていて、絶品でした。今年も収穫が今から楽しみです。
          

その後、雨も完全に上がり、晴れ間も少し出てきたので、最後の1時間は圃場に出て、ソラマメ、エンドウ類の最後の収穫&片づけを行い、座学で習った生長点の判断を実際に苗を見ながら復習。苗の状態によって花芽を摘んだりと処置までを行いました。座学で理論的な説明を受け、圃場で実物を見て確認、そして苗ごとに状態に合わせた処置を自分の手で行うことで、農的スキルアップに。

本を読んでもよく分からないことも説明を聞くと分かり、本には載っていないことも教えてくれる帰農者セミナー。なにより参加者同士のコミュニケーションが楽しく、そこでの会話も役立つ情報がたくさんあると好評です。先輩移住者の参加も増えてきていますので、農的移住への第一歩にぜひご利用ください。
毎回参加受付しています。(初回は無料!)
次回は6月10日(土)です。集合場所は「みんなみの里」
内容は
・ジャガイモ、大根、玉ねぎ、にんにくの収穫
・夏野菜の管理
・さつまいも、落花生、シカクマメ、バジルの植付け(苗の育ち具合によります)
・スイートコーン播種
・有機栽培土づくり用のたい肥切り返し
・座学「発芽、播き方、育苗方法、苗の見分け方」
(時間があれば、獲れたてじゃがいもの試食会も)
などの予定です。