それぞれのスタイルで始める農的生活≪ふるさと鴨川通信No.139≫

帰農者セミナーに参加して農的生活を始めたよ、畑を広げたよという方がだいぶ増えてきました。

 

鴨川に家を買って庭に畑を作った人、セミナー会場の鴨川ふれあい農園で畑を借りて週末田舎生活する人、都内で貸農園を借りた人、プランターでできるものを始めた人、実家の畑でチャレンジした人など、それぞれのスタイルで農的生活を楽しんでいるようです。

 

農的生活の定義はよくわかりませんが、その人がそう思えればそれが農的生活。

 

セミナーで習った技を実践してみたり、同時進行で作付けしてセミナーの圃場と比較しながらやってみたり、作物に障害が出たらセミナーで対策を聞いたり、ヒントをもらったりと、参加者の皆さんに帰農者セミナーをご活用いただいています。

 

また、野菜づくりだけでなく、たくあん漬けや味噌づくり、さしす干し、ダイコン料理、ハーブティなど、セミナーで学んだ田舎レシピを実際やってみたという話もたくさん聞きます。

 

 

「自分で野菜を作って、とれたてを美味しく食べる。」

 

 

やってみたいけど、何から始めていいかわからない、きっかけがほしいという方、帰農者セミナーおすすめです。

 

 

さて、今回の帰農者セミナーは、直前で数組欠席の連絡がありましたが、初参加の方4名を含む21名のご参加をいただきました。5歳と2歳のお子さんも元気に参加してくれました。

こちらは今日の田舎レシピ「カリカリ梅」づくりで使う青梅。

 

半日、水に浸しアクを抜いて水を切った段階です。

朝から半日干して、午後の講義で使います。

梅の爽やかな香りがセミナー室に広がります。

 

 

この日の圃場での作業は、

・ソラマメ、ダイコン、タマネギ、スナップエンドウの収穫・片付け

・オクラの播種、トマトとキュウリ、豆類の定植

・有機栽培用堆肥の切り返し

の予定です。

 

 

まずは、作業内容の説明を先生から。

オクラについては、定植を嫌うので直播きが良い、事前に水に浸して発芽させる方法もあるなど播種のポイントのほか、実のなり方や良いオクラを収穫するためのひと手間を教えてくれました。

生長点の葉の角度や茎の間隔で作物が肥料不足なのか過多なのかがわかるんですね。

 

また、苗ものについては、「苗の選び方」を講義。スタッフの用意した実際に植える苗を持ってきて、良い苗と悪い苗を見分けるポイントを解説。やはり実物を見ながら詳しい説明を受けると非常にわかりやすく、スタッフも復習を兼ねて勉強。次回からは良い苗だけを買ってきます(笑)

どちらが良い苗かわかりますか?

 

今回も先生の話に「へぇ~」が連発。大変興味深く、かつ実践的なポイントなので参加者皆さん感心。早く学んだことを試したいとやる気になっていました。

 

続いて、前回から始まった「有機栽培講座」の第2回。今回のテーマは「土と微生物」について。健康な土はどんな状態か、根圏微生物はどんなはたらきをするか、微生物と連作障害の関係などを勉強。また、江戸時代の有機肥料はどんなものを使っていたのかなどコラムも紹介してくれました。

 

微生物が作用しているところは目には見えませんが、土の中での仕組みを理解すると、土づくりの大きなヒントになると思います。

 

講義終了後、圃場へ移動。

先ほど習った作業内容を実習します。

 

まずは、収穫と片付け。

収穫時期が終わるスナップエンドウやソラマメは片づけながら収穫します。

 

 

本日の収穫物!今日もお土産たくさんできました。

 

 

カモミールやレモンバームも株ごと抜いてお土産に。

前日収穫して座学中に作ったカモミール&レモンバームティを氷で冷やして圃場へ持っていったのですが、とても好評でした!

 

次に、オクラの播種やトマトやキュウリの定植。

 

鉈の使い方、鍬を使って打ち込む方法、ひもの縛り方なども含め、支柱の組み方を実習しました。

 

 

 

 

 

手の空いた人は管理機を実際に操作して収穫を終えた区画を耕し、使い方を覚えます。アドバイザーの助言などもあり、初めて触ったという人も「楽しい」とハマっていました。

ただし、機械を使うときは危険も伴うので、みなさん注意を払って作業しましょう。

 

こちらはサトイモ(有機)。

前回、ぼかし肥料を追肥したのですが、獣害の跡があり、肥料が食べられてしまっていたので、セミナーで作ったぼかし肥料をもう一度追肥しました。

有機栽培用の堆肥の切り返しもできればと思っていたのですが、時間が足りず次回やることにしました。

 

これで本日の圃場での作業終了。

 

セミナー室に戻って、カリカリ梅づくり講座です。

 

分量を量って小分けします。上の白いのは天然塩。

 

「なり口」を竹串でとります。このとき金属製のものでやると触れた部分が酸化してしまうので、竹串などがお勧めとワンポイントアドバイス。

 

お子さんもチャレンジ!

なり口を取ったら、袋に焼酎を入れて洗う感じで消毒します。

焼酎を捨て、袋に塩を入れ、揉み込みます。

 

だんだん表面が透き通る感じになってきます。

 

今日のセミナーでは、作業はここまで。

これを家に持って帰って、消毒した空き瓶などに入れ、白梅酢が上がってくるまで、時々天地返し。本漬けをして1か月ほどで完成です。

人によってそれぞれの味ができると面白いですね。

 

その回だけで完結せず、その後もつながりやストーリーができるコンテンツを今後も増やしていきたいと思います。

 

そして、今日収穫した葉タマネギの炒め物をみんなで試食。

塩昆布で味付けです。

葉タマネギには、長ネギやタマネギにほとんど含まれていない栄養素がいっぱい。ビタミンAはブロッコリーの1.7倍、ビタミンKはキャベツと同量、硫化アリルで血液サラサラと、タマネギと緑黄色野菜のいいとこ取りです。

 

そして最後は、今日の振り返りと質疑応答コーナーで終了。

説明を聞いてから、圃場で実習し、最後におさらいプラスアルファ。

スキルアップにつながります。

 

【参加者のご感想】

・今、実際にうちに畑を作り始めて、適当にやっているけど、なかなかいい感じですが、うまくいかないところはセミナーでヒントが分かったかも。

・参加者の方とも話すようになり、ありがたい限りです。地元の食事も食べられて良かったです。

・トマトの苗を買ってプランターで作ってみようと思います。芽の摘み方を教えてもらったのでチャレンジしてみます。

・農家の方のレシピが知りたいです。

・梅漬けのやり方を教えてもらえて、旨く出来るか楽しみです。先生の言うとおり、本日中にビンに入れます。

・カリカリ梅のできあがりが楽しみです。

・すべてが初めてのことで大変勉強になりました。

・トマトの苗の選び方を教えて頂いたので、自宅で試してみたいです。

・座学など本格的なセミナーでビックリしました。家庭菜園で試してみようと思います。

・楽しかった。また参加したい。

・カリカリ梅の作り方も楽しそうです。(さしすは最高!)

・トウモロコシ播種後にインゲン、エンドウを時期をずらして播種。トウモロコシが支柱代わりになりますが。

・種を水の中に入れて、芽を出してから植えるなど、いろいろな植え方があるんだなと思います。

・トウモロコシを植えました!

・今日のハーブブレンドもおいしかったです。自分でブレンドして楽しめるんだなぁと思いました。

・企画が、座学、農業実習、調理体験、味見と多岐にわたり、とても有意義な1日でした。ありがとうございました。

・耕うん機デビューし、ハマりました!トマトやきゅうりのつるを張る技術は素晴らしかったです。

・カモミールティ、(自宅で)おいしくできました。

・夏の日差しの中、作業もたっぷりでしたので、良い汗かきました!

・カボチャとスイカを並行して定植し、敷き藁をして左右に伸ばす方法(効率が良い)をやっています。

・支柱の立て方、ネットかけなど大変参考になりました。

・ようやく3m×4mほどの畑らしく、耕し終えたところです。トマト、地這キュウリなどやってみたい。

・給水の冷水(アイスカモミールティ)が大変美味しかったです。

・耕うん機をあつかえたのは大変おもしろかったです。

 

 

次回は、6月9日の土曜日土)。集合場所は「里のMUJI みんなみの里」開発工房セミナー室です!

お車でお越しの方はみんなみの里南側に臨時駐車場がありますので、そちらに駐車をお願いいたします。

 

内容は

・サツマイモの植付け、空心菜の定植

・ジャガイモの収穫

・夏野菜の管理

・有機栽培用堆肥の切り返し

などを予定しています。

 

ジャガイモを収穫予定なので、ジャガイモを使ったおやつ楽しみです。

 

毎回参加受付していますので、年度途中からでも参加OK!参加初回は無料で体験できます!

お申込み、お問い合わせは鴨川市ふるさと回帰支援センター事務局(04-7094-4600 又は info@furusato-kamogawa.net)まで!

日程や詳細はこちらをご覧ください!⇒パンフレット

 

 

 

2018年05月30日